王様の速読術
どっかでおすすめされてたので読んでみた.
読み取った事を自分なりにまとめます.
- 作者: 斉藤英治
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/05/12
- メディア: 単行本
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結論:本を読む目的,学び取る事柄を明確に,必要な本の必要な部分だけ読む
自分が勘違いしがちだったのが,本を読むにあたり「隅々まで読まないと内容を理解したことにならないのでは」という事.
ある意味強迫観念でした.
本書では,本の中でも自分にとって必要,不必要な部分を先に切り出してから,必要な部分を拾っていくスタイルを提示していました.
また,読書に使う時間も自分の中できめて,メリハリを付ける事で,集中力を高めるというなどの手法も紹介されていました.
本を読む為にはまず準備が必要で,それは
- その本が読むに値するか考える
- その本から学び取れる事を知る
- 学びがどのページにあるか,ざっくり知る
- 必要なページを読む
- 興味が広がれば,他の場所も読んでみる
といったカンジだと僕は受け止めました.
1はまず,目的指向になり,その本がいま学びたい事にそっているか考える.ここでは本の帯や目次,また中身を軽くぱらぱらと流し読みすることでそれを行います.
2と3はほぼ同時で,目次や内容(図表などわかりやすいもの)を見て,その本にその内容がちゃんと記載されているか調べる.
そして必要だと判断したところだけ4を実行する.
それで十分だと判断すればもう読まないし,もっと学びたいと思えばさらに他の部分に目を通すか,同じジャンルの別の本を読むか,など.
この方法は技術書や論文などにはもちろん(完全には)適用できないけれども,
意識を持って読めるので,流れで読むよりはスピードや学びが高まるのではないかと思いました.
この意識を持っていらい,心なしか本を読むスピードは上がったと思います.(無駄なところを読まなくなった)
ビジネス書や自己啓発本などを読むときは,効果が高いかもしれませんね.