王様の速読術

どっかでおすすめされてたので読んでみた.

読み取った事を自分なりにまとめます.

 

王様の速読術

王様の速読術

 

結論:本を読む目的,学び取る事柄を明確に,必要な本の必要な部分だけ読む

 

自分が勘違いしがちだったのが,本を読むにあたり「隅々まで読まないと内容を理解したことにならないのでは」という事.

ある意味強迫観念でした.

 

本書では,本の中でも自分にとって必要,不必要な部分を先に切り出してから,必要な部分を拾っていくスタイルを提示していました.

また,読書に使う時間も自分の中できめて,メリハリを付ける事で,集中力を高めるというなどの手法も紹介されていました.

 

本を読む為にはまず準備が必要で,それは

  1. その本が読むに値するか考える
  2. その本から学び取れる事を知る
  3. 学びがどのページにあるか,ざっくり知る
  4. 必要なページを読む
  5. 興味が広がれば,他の場所も読んでみる

といったカンジだと僕は受け止めました.

 

1はまず,目的指向になり,その本がいま学びたい事にそっているか考える.ここでは本の帯や目次,また中身を軽くぱらぱらと流し読みすることでそれを行います.

2と3はほぼ同時で,目次や内容(図表などわかりやすいもの)を見て,その本にその内容がちゃんと記載されているか調べる.

そして必要だと判断したところだけ4を実行する.

それで十分だと判断すればもう読まないし,もっと学びたいと思えばさらに他の部分に目を通すか,同じジャンルの別の本を読むか,など.

 

この方法は技術書や論文などにはもちろん(完全には)適用できないけれども,

意識を持って読めるので,流れで読むよりはスピードや学びが高まるのではないかと思いました.

 

この意識を持っていらい,心なしか本を読むスピードは上がったと思います.(無駄なところを読まなくなった)

 

ビジネス書や自己啓発本などを読むときは,効果が高いかもしれませんね.