王様の速読術
どっかでおすすめされてたので読んでみた.
読み取った事を自分なりにまとめます.
- 作者: 斉藤英治
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/05/12
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 189回
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結論:本を読む目的,学び取る事柄を明確に,必要な本の必要な部分だけ読む
自分が勘違いしがちだったのが,本を読むにあたり「隅々まで読まないと内容を理解したことにならないのでは」という事.
ある意味強迫観念でした.
本書では,本の中でも自分にとって必要,不必要な部分を先に切り出してから,必要な部分を拾っていくスタイルを提示していました.
また,読書に使う時間も自分の中できめて,メリハリを付ける事で,集中力を高めるというなどの手法も紹介されていました.
本を読む為にはまず準備が必要で,それは
- その本が読むに値するか考える
- その本から学び取れる事を知る
- 学びがどのページにあるか,ざっくり知る
- 必要なページを読む
- 興味が広がれば,他の場所も読んでみる
といったカンジだと僕は受け止めました.
1はまず,目的指向になり,その本がいま学びたい事にそっているか考える.ここでは本の帯や目次,また中身を軽くぱらぱらと流し読みすることでそれを行います.
2と3はほぼ同時で,目次や内容(図表などわかりやすいもの)を見て,その本にその内容がちゃんと記載されているか調べる.
そして必要だと判断したところだけ4を実行する.
それで十分だと判断すればもう読まないし,もっと学びたいと思えばさらに他の部分に目を通すか,同じジャンルの別の本を読むか,など.
この方法は技術書や論文などにはもちろん(完全には)適用できないけれども,
意識を持って読めるので,流れで読むよりはスピードや学びが高まるのではないかと思いました.
この意識を持っていらい,心なしか本を読むスピードは上がったと思います.(無駄なところを読まなくなった)
ビジネス書や自己啓発本などを読むときは,効果が高いかもしれませんね.
社会人に,それから配属まで
本年度から社会人になりました.
会社,地域,社会,世界に対してバリューを発揮できるように,個人として,組織として強くなっていきたいと思います.
よろしくお願いします.
入社から今週の木曜日までは研修を受けていました.
その中で学んだ事を忘れない為に,ここに書き残したいと思います.
社会人として活動していく中での自分のキーワードは3つ
- 相手目線に立つ,相手を知る
- 誠実さ
- やり方(個性)の前にあり方(人格)
相手目線に立つ為には,自分の発信を相手がどう受け止めるか,どう考えるかを意識する必要があって,その為には相手がどんな人,何が好き,何が嫌いてことを知らなければいけない.
これは自分が最も苦手とする事で,研修中もいろんな人に相談させてもらった.
なぜ苦手かって考えると,答えは簡単で,相手の事がわかんないから.
なぜ相手の事がわからないのか,それも自明で,その相手が何をしたか,何に対してどんな思いをもって何を言ったかを覚えてないから.
なぜ覚えてないかというと,多分,興味をもって傾聴していなかったから.
なぜ興味をもって傾聴しなかったかというと...その場によると思うけど,話の内容が自分の志向性にあってなかった,もしくは内容が理解できなかったために興味をなくしてしまったこと.
志向性にあわなかったにしろ,内容を理解していなかったにしろ,そこで誠実なコミュニケーションをとることができなかったのは確か.
誠実であれば,相手の話に対して自分の中で納得できる視点をちゃんともち,傾聴するという行動ができたはずだし,理解できなかったとしても,その事を誠実に伝えて教えてもらう,もしくは別の話題に変えてもらう事もできたはず.
それをせずにただ興味を失って,聞き流してきたばかりに,大事なコミュニケーションの時間を無為に過ごさせてしまったことを,非常に申し訳なく思っています.
だから結果として,相手の立場に立てない子になってしまったのかなと思います.
自分の中で変なプライドがあり,この話は俺の領域外だわ〜とか,何話してんのかわかんないけど,俺には関係ないし〜みたいに思ってしまっていたのかなと.
本当に素直じゃない嫌な子だったなーと思いますね.
しかし,研修によってプライドとか割と粉々だし,7つの習慣になぞらえたワークを通して,自分のあり方について内省する時間があったのは非常にありがたいことだと思います.
直すべきところはいっぱいあって,一気に変える事はできないけど,仕事を通じ,仲間と助け合い,市場で勝ちにいく中で,いま思ってる気持ちと研修で学んだ事(まずは上記3つのキーワード)を常に意識すれば,まだまだ高みにいけるだろうと確信はもっています.
TouchesBeganが動かなかったのを直した話
結論:UIWindowを画面サイズに最適化したら治った
self.window = [[UIWindow alloc] initWithFrame:[[UIScreen mainScreen] bounds]];
すげー古いアプリを久々にアップデートしたので,色々とおかしかった..
iPhone5が出てきて画面のアスペクト比が変わったおかげで,画面の領域がおかしくなっちまったらしい.
画面サイズとUIWindowのサイズを比較して,差があれば入れてあげる事で解決!
俺の為の3分で読める iOS HumanInterfaceGuidline
ディスプレイはサイズに関係なくもっとも重要
- タップ可能なUI要素の最小サイズ 44 x 44
画面上のヘルプは最小限
- iOS標準のインターフェイスを採用すればヘルプが必要ないかも
iOS上のSafariがWebインターフェイスを提供
- webviewの場合,ユーザはビューポート(コンテンツを表示する領域)のサイズを変更できない.
外観の整合性
- ユーザは見た目と体験が一体化していることを期待する
一貫性
- iOSの標準UIと,アプリケーション内で,前のバージョンと,一貫性が保たれているか
タスクに合わせてカスタマイズする
- 常にカスタマイズの理由を考える:ユーザが実行したいタスクが促進されユーザ体験が強化されるか
- できるだけ認識に関してユーザの負担を増やさない:ユーザが新しい挙動を学習するコストをさける
- カスタムUI要素は徹底的にユーザテストを行う:
- カスタムUI要素が実行する内容をユー
- ザが予測できているかどうか、およびカスタムUI要素と簡単にやり取りできているかどうかについて観察をしっかりする
ユーザが関心を持つコンテンツの向上
- コントロールの数と目立ち具合を最小限に抑えて、UIにおけるコントロールの重要性を減らす
- ユーザが操作をやめてしばらく時間が経ったコントロールをフェードすることを検討
従うべき論理的道筋をユーザに与える
- ユーザに対し1つの画面につき1つだけ道筋を提供する
簡単でわかりやすい使い方にする
- アプリケーションの最も重要な機能が一目で分かるようにする
- 標準で組み込まれているアプリケーションの使い方のパラダイムとの整合性を保つ
ユーザ中心の言葉遣いを使用する
- テキストベースのやり取りにはすべて、ユーザが確実に知っている言葉を使用する。
ユーザに要求される入力の手間を最小限にする
- 選択肢はユーザが選びやすいものにする
- 適切な場合はiOSから情報を取得する:アプリ側で取得できる項目は入力させない
設定を強調しない
- できるだけアプリケーション内に設定を含めない
- 設定オプションは、メインのUI、またはビューの背面(iPhoneアプリケーションの場合)に用意する
適切にブランドを設定する
- ブランドの色やイメージは、洗練された、控えめな方法で組み込む:ユーザがアプリケーションを使用するのは作業を行うか楽しむため
- ユーザが注目しているコンテンツのスペースを奪わない
簡潔を心がける
- 新聞の編集者のように考え、凝縮された見出しのようなスタイルで情報を伝える
一貫性を保ってUI要素を使用する
- 標準のユーザインターフェイス要素について推奨される使用方法に従う
- 標準のボタンやアイコンにほかの意味を持たせない
必要な場合にのみユーザに保存を求める
- 明示的に取り消しや削除をしない限り、作業は必ず保存されるようにする
モーダルタスクは多用せず単純にする
- モーダリティが適しているのは以下のような場合
- ユーザの注意を引くことが重要な場合。
- ユーザのデータを曖昧な状態に残さないように、タスクを完了させる(あるいは明示的に破棄する)必要がある場合。
- モーダルタスクは、短時間で済むようにし、対象となる範囲を狭く保つ:ユーザにモーダルビューをアプリケーション内のミニアプリケーションとして経験させてはいけない
- モーダルタスクを終了するための明確で安全な方法を必ず提供する
瞬時に起動する
- アプリケーションの最初の画面によく似た起動画像を表示する:アプリケーション起動時間が感覚的に短縮される
- デフォルトの適切な向きで起動する
- ユーザに設定情報の入力を要求しない
- できるだけログイン要求を遅らせる:ログインしなくてもある程度使えるように
いつでも停止できる準備をしておく
- ユーザのデータは即座に、そして妥当な頻度で保存する
- 停止時は現在の状態を保存する
必要な場合は、ライセンス契約または免責条項を表示する
- アプリケーションを最初に起動するときにEULAに同意することをユーザに求めない
マルチタスク
- UIが2倍の高さのステータスバーに対応できることを確認する:2倍の高さのステータスバーは、電話の呼び出し中、オーディオの記録中、テザリング中などの状況で表示される
- ユーザの注意や積極的な関与を必要とするアクティビティを一時停止できるように備えておく
- オーディオが適切に動作することを確認する
- ローカル通知の使用は控えめにする
通知センター
- バッジのコンテンツを最新に保つ
- 同一の事象に関して何件もの通知を送らない
- 独自のメッセージを用意する場合、その中にアプリケーション名を埋め込まない
アプリケーションのオーディオ動作の定義
- 必要であれば、相対的な独立した音量を調整することで、アプリケーションのオーディオ出力におけるベストミックスを出力できる
- 必要であれば、アプリケーションがオーディオ経路ピッカーを表示できるようにする:スピーカーから流すかイヤフォンから流すかの選択
- サウンドがアプリケーションで重要な役割を果たす場合は、AudioSession Servicesを使用する,またはAVAudioSessionクラスを使用する。
- 再開可能割り込み,再開不能割り込みを見分けて実装する:e.g. 電話➡再開 / 別のサウンド再生➡再開不能
- オーディオ割り込み終了時に、オーディオを再開するかどうかを判断する
UIコンポーネント周りは省略
ノンデザイナーズデザイン
最近,仕事の相棒が僕のデザインセンスの無さに見かねて,デザイン関係の良書を貸してくれれました.
読んでみて,あ〜〜なるほどね!と思う事がいっぱいあったので,せっかくだし読書感想文を書いてみたいと思います.
はてなブログでは初エントリになりますね.
貸してもらった本はコレ,「ノンデザイナーズ・デザインブック」
- 作者: Robin Williams,吉川典秀
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
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プロのデザイナーではないけど,ビジュアルのデザインにも気を使いたい!って人向けの本らしいですね.
書いてある事は非常に簡潔でした.
僕が受け取ったエッセンスは2点で,次のような物でした.
- 4つの原則を守る事
- 臆病にならない事
4つの原則とは次の物です.
- 近接
- 整列
- 反復
- コントラスト
近接とは,グルーピングの事ですね.関連する項目は近くに,関連しない物は遠くに配置する事で,意味的なまとまりを作りましょうということでした.
整列は名前の通り,輪郭線を意識した配置を行う事ですね.
輪郭線を意識する事で,距離を置いて配置された複数の要素間に線上の関係性を持たせる事ができ,そのデザイン上で迷い辛くなるようです
反復はデザインの一貫性を強化する物ですね.
例えばフォント,色,線などを繰り替えし使う事で距離を置いて配置された要素の繋がりが強化されます.また,複数ページにわたるデザインであれば,前後のページで構成を反復する事で,関係していることを表現できます.
コントラストは,デザインを目立たせる為に行うものですね.目立たせる事で,よりユーザの興味を引くことができ,手に取ってもらう為の第一歩になると思います.
コントラストは,一つのページ上に全く異なる2つの要素が配置されたときに発生します.同一ページ上に“正確に同じ物”もしくは“全く違うもの”以外の関係性があってはいけないということです.
違うんだけど似てる物があった場合,それはコントラストではなくコンフリクトを起こします.
臆病にならない事は,デザインを行う際に大胆になろうという話です.
上記コントラストの項にもありますが,微妙な変化はコンフリクトを起こします.コンフリクトが起きると,ユーザはそれがデザインなのかミスなのか区別がつきません.
e.g. 茶色の本文と黒の見出し,複数の書体が混じった文章...
近接,整列,反復でも,中途半端にやれば効果が薄くなってしまいそうですよね.近づけるにしても離すにしても,整列するにしてもさせないにしても,やるならきっちりやる!というくらいの理解でいいんじゃないですかね,と思ってます.
ちなみに,有名(そうな)記事を見つけたので,詳しくはこちらを参照するといいんじゃないかなと思います.
デザインを勉強したことがない人でもデザインできるようになるかもしれない4つの基本原則